雨の北東北 2002 夏 08
2002. 8.13
とうとう雨が止んだ。 やはり峠越えの区間で “はつかり” を撮りたい。 ダイヤは大幅に乱れていて、いつ列車が現れるか分からない。 小繋-小鳥谷間の、上り下り両方が撮影できる場所にきたが、上りはカーブの出口で、下りはトンネル飛び出しになっていて見通しがきかない。列車が近づく気配に集中した。
この時は同業のグループと一緒になり、同じ場所で撮影を始めた。彼らは鉄道無線を聞きながら、沿線の他の場所にいる仲間と携帯電話で連絡を取りあっているようで、次にどちらから列車が来るか教えてもらいながら撮影を続けた。
天候に恵まれなかったが、東北遠征最終日になって、やっと国鉄型特急列車の走行を捉えることができた。
東北本線の583系、485系の定期運行を記録できるのは最後の機会と思っていたので、最後に雨が止んでくれたのは幸運だったとおもう。